Earnest:連載

知財戦略

「知財戦略」は、重要な戦略である。現状、日本は守りの経営に終始し、全般に研究開発投資が低調である。新聞などを見ても日本企業に関する知財に関する記事が極端に少ない。資源のない日本は「知財立国」で豊かさを取り戻すと言われて久しい。特許出願数で世界一の時代もあったことなど、今や昔である。米中の後塵を拝し、低調である。
元気のなくなった日本企業。このままでよいのか。日本企業が強みを発揮し、世界をリードするには、知財戦略に取組む必要がある。
世界をリードしていた時代の日立製作所から、日立ハイテクノロジーズと、日立を辞めてからは最近まで日本電産と、日本のハイテク企業でグローバルな知的財産戦略に取組んできた石塚利博に「知的財産戦略」に関する話題提供をお願いした。

筆者:石塚 利博(いしづか としひろ)  プロフィール

(第1回) 中国で急拡大するAI研究、特許 (2021.04.20)
(第2回) コーポレートガバナス・コードに知財条項新設のインパクト (2021.07.31)
(第3回) M&Aでの知財経験 (2021.10.31)
(第4回) 日鉄がトヨタを特許侵害で提訴 (2022.02.28)
(第5回) 新たな事業での職務発明の訴訟のリスク (2022.05.10)
(第6回) 「ソニーは挑戦することに実に寛容であり協力的であった」 (2022.09.30)
(第7回) 知財は事業競争での有力な武器 (2023.01.31)
(第8回) 企業にとって大事なのは出願件数ではなく登録件数 (2023.04.30)
(第9回) 生成AIと知財 (2023.07.31)
(第10回) 知的財産教育について (2023.11.30)
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