西河技術経営塾(代々木校)実践経営スクール10期生
従業員を大切にする技術経営 -演習で塾生の個別課題を解決するー
受講する西河技術経営塾の10期生、左から講師の小平、受講生の渡辺、吉野、菅原、西河進
西河技術経営塾(代々木校10期生)は、22年9月7日に開塾し、4名の塾生が入塾した。西河技術経営塾では、常に技術と絡んだ経営を塾生に教えている。演習では、経営を支えるエンジにリングに言及し、塾生一人ひとりが取り組む実践的個別経営課題に取組んでいる。
技術経営は経営学の入門講座
西河技術経営塾は現在、代々木校と沼田校とし、両校は同一講座(22章)構成として取り組んでいる。敬愛大学での寄付講座を5期取り組んで学んだことは「技術経営学」=「入門経営学」という新たな知見を得ることができた。
技術がビジネスの「具現力」である限り「経営学」を理解する上での糸口に「技術経営学」が役立つことに気づいた。経営における技術は、ハウツーであり、実学を語ることになるからである。
実務経験の無い文系の学生にとって、技術経営が経営学の入口の学問といえるのである。
日本型技術経営研究の成果を学ぶ
米国型経営の中核に株主がいるとすると、日本型経営の中核には従業員がいる。日本の会社は、終身雇用で社員を大切にする。景気が悪いと言っても、正規社員は簡単に首を切らないことだ。
日本の学生は学校を卒業すると就職ではなく、親とも相談し、会社選びに取り組み就社をする。伝統的な日本の良き経営者の指導力は、ボトムアップのやる気を引き出すことにある。技術重視の経営においては、現場力を引き出すことにあり、技術の分かる経営者によって実現してきた。
お金は企業の血液である
会計情報が企業活動を把握する上で重要なパラメータであることを学ぶ。既存の大学院では特定領域における専門家が講義する。経営全般について横串を刺して教えられていない。会計情報を使って組織を管理する手法を学ぶ。
売上を10倍にする技術経営学
売上を10倍にする経営戦略づくりを学ぶ。売上を10倍にしようとすると、経営学を学ばないと取り組めない。精神論では実現できない。中長期計画に基づいて人財を育成し、戦略を立案し、時間をかけて取り組むことを学ぶ。
実践的思考、変革的思考を学ぶ
経営の知識を座学で学び、演習で実践的経営を学ぶ。小人数で取り組む演習で、実践力を学ぶ。
誠実な技術経営人財を育成する
経営者は誠実な心を持つ人間でなければならない。財団の「アーネスト」は「誠実」を意味する。「誠実」でかつ「やる気」と「気力」を持つ必要がある。演習などを通して、繰り返し誠実な経営を心掛けることを指導する。
【10期生の抱負、塾への期待】
吉野 学 Good Field株式会社 代表取締役
吉野 学 10期生
良質な経営を目指して
西河経営塾の卒業生から、案内いただき自分のスキルアップの為に学ぼうと思い、入塾しました。新型コロナウィルスで時代が変化し、今後のアフターコロナ時代に向けた技術経営を身に付けるべく今までの固定概念を捨て初心に戻りたいと考えています。
今までの経営を見直すとてもいい機会をいただけました。技術経営という学問は奥が深く、財務やマーケティング、ブランディングなど、受講するたびに自社の経営に対しての足りない所や、やるべき事などの現状の課題が山積みとなりました。気が付けた事で改善計画を作り、課題を乗り越えて、質の良い会社を作り上げます。
西河経営塾での学びを取り入れ質のいい経営に改善し5年後には売り上げを10倍にするための技術経営を習得したいと思います。
車のプロフェッショナルが
カーライフを快適に過ごすためのお手伝い
弊社は2002年の創業以来、車を通じて生活には欠かせない快適な移動空間を提供しております。お客様に合ったお車のご相談や日頃のメンテナンスなど、カーライフでのお困りごとを「カーライフ・コンシェルジェ」として、お客様に寄り添いながらサポート致します。
http://goodfield-style.com TEL:0270-75-1962
菅原 壮弘 SOKO LIFE TECHNOLOGY(株)代表取締役
菅原 壮弘 10期生
地方初のユニコーン企業を目指す
これまで、先輩経営者からのアドバイスや書籍で得た知識をもとに、独学で会社経営してきましたが、伸び悩みを感じ入塾を決めました。
入塾して既に半年が過ぎ、多くを学んできました。演習では如何に自分の計画が根拠を伴わないものであるか、志の低い目標設定であるかなど、多くの気づきをいただきました。
中盤からは、自社の数字を明かすことで、西河塾長、小平専務理事から、具体的な指導もいただけるようになり、地方でも活かすことができる、確度が高いビジネスモデルを確立することができました。
これから終盤にかけての演習では「地方創生といえばSOKO LIFE」という自社ブランドの確立に向けて学習をすすめたく存じます。
Web3 で地方を豊かにする
会社紹介と事業コンセプト
SOKO LIFE TECHNOLOGY は地方初のユニコーン企業を目指して、2018年に創業されました。地方では、そもそも地場の企業も少なく、スタートアップ企業も生まれません。この状況を打開するためには、新たな発想でビジネスを作る必要があると考えています。弊社では、Web3 テクノロジーを用いて、公平な投票システムの提供、スマートシティ開発、公共事業など社会的意義のあるプロジェクトを推進して参ります。
SOKO LIFE TECHNOLOGY 株式会社 代表取締役 菅原 壮弘
https://sokolife.technology/ TEL:03-6458-3444
西河 進 ダイヤロン株式会社 代表取締役
西河 進 10期生
従業員に未来を語れる経営者に
昨年の6月末日に会社の代表となり、新体制で会社の経営を行うに際して、技術経営を学ぶ機会を得ることが出来たのは、とても幸運だと思っています。
演習課題では、文書化して形式知化する事により、自社のビジネスを冷静に、より広い視野をもって見つめ直す良い機会になりました。具体的な数値の大切さ、ものづくりにおける現場力の重要性等日々痛感しておます。
衰退産業といわれる畳の業界ですが、ピンチをチャンスに変化させる経営、そして事業を成長させる未来について従業員に語る事が出来る経営者を目指し、これからの講座・演習で学んでいきたいと思います。
ダイヤロン株式会社
『次の千年の畳を創造する企業』
弊社は1996年創業、樹脂製の畳をメインに製造・販売するものづくりのメーカーです。住宅の中でも直接肌に触れる床材は、快適性は勿論のこと、安全であり、衛生的であることが求められています。約千年続いた日本が誇る「畳」という文化を継承しつつ、今の時代に合った畳を創造し、人々の幸せな暮らしに貢献致します。
ダイヤロン株式会社 代表取締役 西河 進
https://www.diaron.co.jp TEL:03-5649-2831
渡辺 正宣 株式会社 信英 代表取締役社長
渡辺 正宣 10期生
自分の思い描くビジョンの実現
塾に通うようになり、まだ道半ばですが、数字は勿論の事ですが、「きっかけ」が出来た事が大きく感じます。技術経営を学ぶようになり会社の将来のビジョンをどう表現できるのかを社員に見せて行かなくてならないと思うようになり少しずつですが伝える様になりました。
塾に来て会社と違う環境の中で、少し気持ちに余裕が出来て会社の将来のビジョンを思い描けるようになり少しずつですが前に進めるようになりました。それは後押ししてくださる講師の方々のお陰だと思っております。
普段自分で色々考えてもなかなか1歩踏み出せない事が常にありました。これからは、1歩また1歩と踏み出して行きたいと思います。きっかけを常に追い求め・・
建具・家具金物のスペシャリスト
弊社は昭和61年設立し一貫して建具・家具金物の卸業を営んでおります。特化した品物を扱うことは知識と経験が必要となりますがその点は自信があります。出来る限りお客様のニーズにお応えする事を目指しておりまして殆どのお客様は長いお付き合いをさせて頂いております。継続には重点を置いております。
株式会社 信英 代表取締役社長 渡辺 正宣
https://shinei-hardware.jp/ TEL:048-765-6110