西河技術経営塾(代々木校)実践経営スクール11期生

報告2 経営は自分の頭で考える

判断と決断とそのスピード 西河技術経営塾(代々木校11期生)修了式

西河技術経営塾代々木校第11期は昨年9月に開塾し、本年3月27日に課題発表会を行い、4月3日に日本工業倶楽部にて修了式を行った。3名の塾生全員が修了要件を満たし、優秀賞を若野貴信が、優良賞を金子優太と石原秀昭が受賞した。修了者全員が賞を受賞する素晴らしい結果となった。
修了式で西河洋一塾長は、経営に対する意識のレベルが全員相当変わったと語り「経営はとにかく自分の頭で考えて、その考えたことを実践すること。その時代の流れに流されるのではなくて、その時、その時で起きている事象を自分の頭で考えて、こうしたら良くなるんじゃないかと一生懸命考えて、とにかく会社を伸ばすとか、会社の社員を幸せにするとか、会社のことを一番に思ってやっていけば、大きな会社の経営者になれる」とエールを送った。
小平和一朗専務理事は「社長はなかなか他人からアドバイスもらえない。経営者は結局、判断と決断とそのスピードである。自分を見つめる謙虚な目がないと、誤った方向へ行ってしまう。自分を謙虚に見つめられる力を更に養っていってほしい」と塾での学びの継続に期待を寄せた。

西河技術経営塾(代々木校)11期生、左から金子優太、若野貴信、西河洋一塾長、石原秀昭。

成長戦略を研究報告書に整理

課題発表会で報告された研究報告書のテーマとその中で書かれている気付きや成長を紹介したい。塾で学んだ成果を実践している内容が報告された。

中長期計画を成長戦略で実現

若野は『年商25億円を達成するおける技術の存在や、経営は未来学であること、企業文化とアイデンティティの土壌となる企業理念の必要性といったビジネスをするにあたっての考え方の礎を得た。またエンジニアリング・ブランドをきっかけとする顧客との信頼関係の構築方法、成長戦略の描き方を学んだ」と報告した。

自社の経営課題を見つめ直し改善

金子は『技術経営を基にあるべき姿の会社にする』と題し「塾で自社の現状、課題、強みを把握する事、管理会計を把握した上で会社の状態を把握する事、中期経営計画を作成し未来を描く事、自社の強みを理解しブランド戦略を描く事など、様々な学びや気づきを与えて頂いた」と報告している。

百年続く会社を目指す

石原は「『立川の正直不動産』というブランドを構築する」と題し「西河技術経営塾で学んだことは、お客は何を求めているかを追求することである。
次にお客様となった人はどんな人であったかを知ること。小さい規模の会社は、やる事が明確で、会社を大きくするには、変化を積み重ねること」と報告した。

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