西河技術経営塾 実践経営スクール 5期生

報告3 塾で学んだことを業績に反映

西河技術経営塾の背景と特徴

  • 我が国の持続的な成長と活性化のために開塾した
  • 未来を向いて経営する手法の習得
  • モノづくりやコトづくりを支えるエンジニアリグの存在をしる
  • 変革をつくるマーケティングを学ぶ
  • 受け身の学習から能動的学習へ変化
  • 税金を払える経営者の育成

塾での学びと期待する成果

  • 日本型技術経営を学ぶ
  • お金は企業の血液であることを学ぶ
  • 明日の経営に役立つ実践的技術経営手法を学ぶ
  • エンジニアリング・ブランドを学ぶ
  • 学んだことをすぐビジネスに生かす
  • 誠実な技術経営人財を育成する
  • 売上を10倍にする経営学を学ぶ

表1 大企業病の症状例

西河技術経営塾5期生の受講風景。
前列右から小坂哲平小坂建設(株)社長、牛坂光イーレックス(株)営業企画課課長、
小貫智太郎群馬セラミックス(株) 社長、古谷規剛(株)アーネストウイング゙統括部長。
後ろ右から西河洋一塾長、講師の淺野昌宏、大橋克巳、前田光幸、杉本晴重。

我が国の持続的成長のため

当財団設立の背景に、90年代から低迷している日本経済の活性化にある。非力ながら経済を上向きに変えることを狙って、経営人財に育成に取り組んでいる。
財団は技術経営ができる起業家や事業家などの経営人財の育成を狙って「西河技術塾」を運営している。

経営者は未来を企画する

多くの塾生が取り組んでくれたが、売上倍増、売上10倍の具現化を目指すことを求める。この売上を達成するのは、技術経営に関する経営学を理解しないと経営はできない。思い付きの経営では人、モノ、金を準備できない。計画的に売上を成長させないと、資金需要に資金繰りが続かなくなり、黒字倒産の危険もでてくる。
経営とは、未来を創ることである。未来に向かって計画し、組織化し、社員と共に組むことで、社会に役立つ企業となれる。

技術に裏付けされた戦術

経営目標となる明確な企業理念を持ち、ビジネスモデルを明らかにする。事業計画は、5年、10年という長期的なプランとして作成し、幹部社員と共有する。
戦略立案にあたっては、自社の強みを理解し、自社の資源をいかに効率的に顧客に市場に伝えるかが課題になる。
企業の強みである具現力、エンジリアリングに裏付けされた戦術をもち、「ヒト、モノ、金」という戦力で裏付けされなければならない。戦略重視といって戦略だけが一人歩きしても、それを実行するための技術が、組織に根を張っていなければ、絵に描いた餅になる。
当塾では、技術と絡んだ経営を教えている。技術の存在を意識し取り組む経営が「技術経営」だ。
経営計画にお金を絡ませて具現化の確認をする。お金の管理は、企業の健康管理につながる。業種によって日々の管理を行うこともある。その時、最低でも月次決算の数値をみて経営することを指導している。

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塾生のコメント

西河技術経営塾5期生も残り少なくなった。塾生に塾で何を学んだかを聞いた。

自社の強みを営業活動に生かす

塾生 小坂 哲平

小坂哲平

小坂哲平 小坂建設(株)社長

西河塾に入塾する前も、暗黙知としてやるべきことは分かっていたが、行動にはリスクが伴うため躊躇しがちで決断ができなかった。しかし今回、この西河塾で暗黙知が形式知へと変わり裏付が得られたことで、決断し大胆に行動することができた。具体的には、まず高い目標を設定することができ、その目標を達成するために新取締役に権限移譲を行い、役割分担の明確化に努められた。そして、目標達成のため自社の強みを知りエンジニアリングブランド化して宣伝することの重要性に気づき、強みの宣伝を実行するなかで、営業活動に生かすことができた。そして人材獲得と育成でも一定の成果を得ることができた。

8年で売り上げ10倍にする

塾生 古谷 規剛

古谷規剛

古谷規剛 (株)アーネストウイング統括部長

経営者という立場になったばかりで、会社の経営について、どう考え、何をすべきなのか全くからない状態で入塾させて頂いた。
最初に「経営目標を明確に掲げ、戦略を立案する」ということを学び「8年で売り上げを10倍にする」という目標を掲げた。
基本的なことではあるが、目標を明確にすることで、その為に現状をどう考え、いつまでに、何をすべきかという、漠然としていたものが、より具体的に考えられるようになった。
また様々な課題を通じて、経営について多方面から考える機会を得たことで、今まで気付かなかったことに気付くことができた。
この塾を通し、経営者としての自覚、思考、行動など基本的なことを学ぶことができた。

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自社に自信をもつ

塾生 小貫 智太郎

小貫智太郎

小貫智太郎 群馬セラミックス(株)社長

会社を経営するとは何か。そのことを学んでいる。塾に通い始めて、自社の理解を深めることができた。ビジネスモデル、強みと弱み、顧客と市場の中での自社の役割や占める位置、講義を重ねて行くにつれ、自社に自信を持てるようになった。
今まで意識していなかった自社のもつエンジニアリングブランドの強さにより、もっと、いろいろなことができると気付いた。自社をもっとよくすることもできる。
塾に通っている中、自分の社長就任が決まった。学んだことを実践できるチャンス到来である。不安はあるものの、必ずできるという自信がある。塾で学んでいることが、自分の大きな自信となっている。

経営者の視点で仕事する

塾生 牛坂 光

牛坂光

牛坂光 イーレックス(株)営業企画課 課長

私は、2017年9月に入塾する少し前、同年7月に管理職に就いた。プレイングマネージャーとして仕事に追われる日々の中、西河塾は『経営』を多角的に学ぶことができる貴重な時間である。講義では、自社のビジネスモデルを考える所から始まり、会計、サービス、ブランド、戦略、組織、イノベーションと経営に必要な要素を、講師の先生方が明確に指導して下さる。演習課題は、講義の内容を自分に落とし込むための重要な機会で、自社のビジネスに置き換えることで、自社そして自分の課題とやるべきことが、見えてくる。特に、自社の商品はコモディティ化しているため、価格以外のサービス、イノベーションが必要であることが明確化された。自分はまだ経営者ではないが、経営者の視点で仕事に取り組むことはできるので、塾で学んだことを振り返り、そして実践していく。

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