一般財団法人アーネスト育成財団

西河技術経営塾(代々木校)実践経営スクール11期生

持続的な成長を担う経営者の育成 -塾生に寄り添い、個別指導ー

スクール写真

受講する西河技術経営塾の11期生、左から塾生の石原、金子、若野、塾長の西河洋一理事長

ページの先頭へ戻る

西河技術経営塾代々木校11期は23年9月6日に開塾し、3名の塾生が入塾した。西河技術経営塾では、経営を管理するための数値管理の重要性やブランディングの重要性などを塾生に教える。演習は、塾生の個別性を理解し、塾生に寄り添い、塾生の個別課題の解決を支援する。

少人数、短期間で経営を理解する

西河技術経営塾は学習(講義)と演習(発表)で構成(図1)されている。講義を受講して学習する。学びの検証として、受講生の会社の経営に適用して、演習の時間に発表する。学習(講義)と演習(発表)を何度も繰り返す。
講義で学んだことを自社に戻ったら実践する。次の週の演習では演習課題を宿題として報告書にまとめて発表する。段階を踏んで、塾生の会社の個別課題を解決することができるようになる。

図1

図1 塾は学習と演習で構成

実学を学び文章化(形式知化)

修了時に成果を研究報告書に整理することを求める。それは当塾の特長でもある。
講義で学んだ知見を受講生が取り組む実際の経営に置き替えて、文章化して報告する。
この学びは、実際に受講生が現状取り組んでいる「経営に対する具体的な解決手法を示唆する」ことができるので、実学を学んでいると言える。

塾生が自らの会社を改革する

良くするには、現状を否定して変えるところを見つけることだ。なかなか現状のやり方を変えようとはしない。経験がないことに取り組むことはリスクを伴うためやろうとはしない。
可能な範囲で変えることが重要であると指導する。
具体的な課題にして、改善、改革に取り組み、受講生が自らの会社を新しい会社に改革できる。

事業承継を担う若手経営者の育成

西河技術経営塾の入塾する塾生は、主に中小企業の経営者であるとしている。その対象者は(1)28歳~50歳までの経営者及び経営幹部候補生、(2)経営を学びたいという強い意思を持つ、(3)利他の心を持つ。
どういう経営者に育てるのかという質問に対しては(1)誠実な顧客対応、社員対応ができる経営人財。(2)しっかりとした経営理念を持つ経営者。(3)未来を描ける経営センスと企画力と実行力。(4)金銭的な数値で経営を管理するマネジメント力。(5)ブランド構築能力。(6)リーダーシップを身に着け、組織をリードする。(7)横串を刺した経営知見を身につける。以上の7点に整理して取り組んでいる。

事業承継を担う若手経営者の育成

演習での個別課題に取り組むとき、今までの経営手法の誤りに気が付く瞬間がある。
その学びを素直に受け入れる受講生ほど、受講生の会社の「改善が演習の学びと共に迅速に進む」ことが実証されている。

【11期生の抱負、塾への期待】

石原 秀昭  株式会社アーキ不動産 代表取締役
石原 秀昭

石原 秀昭 11期生

顧客目線で考えるテーマで行動

経営改善を行うために西河経営塾に入塾しました。2年ほど前に売買仲介専門の不動産会社を作りました。理想を追い、必ず上手くいくと思い作った会社も試行錯誤していましたが、自分流では、上手くいきません。
一番に上手くいかないという部分は、勤め時代の営業マンと変わらない自分がいた事です。なぜかというと、いつもお金の不安に悩まされ、毎月にかかる固定費等、また売り上げを増やすにはどうするかを深く考えていますが、道は見つかりませんでした。
売上には従業員が必要と思い、2年目に従業員を3名ほど雇うも社内の統制もできずにバラバラ状態という苦しい時もありました。当時の従業員は辞め、新たに1人増やし、今はその従業員を育てようと思っています。目標は売上3倍です。
講義を受け、現段階で印象に残っている部分は、技術経営の人、物、金、情報、時間です。私自身のテーマは顧客目線に立って考えるという事をテーマとして行動しています。自分の考えを捨て、新しい考えを入れる事、周りの先生や塾生からもアドバイスを受け自分を俯瞰して見るようにします。
西河経営塾は、学んだことを一週間で実行し、改善のアドバイスをもらえることです。1週間ごとの宿題をこなしていく事で確実に成長している事を感じます。

株式会社アーキ不動産

住まいの満足を提供します

会社紹介と事業コンセプト

立川という東京でもちょっと田舎をテーマに誰でも買えるマイホームの不動産売買仲介をしています。
賃料とさほど変わらない支払いで家を持つ。この価格安いけど、大丈夫?と不安に思っている点も解消します。
本当に満足できる家を提供いたします。
地域に愛される不動産会社を創造していきます。

株式会社アーキ不動産 代表取締役 石原 秀昭
https://www.sumai-tachikawa.jp TEL:042-595-7394

【11期生の抱負、塾への期待】

若野 貴信  株式会社若野鋳造所 取締役
若野 貴信

若野 貴信 11期生

未来を見据えた戦略的経営を学ぶ

現在経営に携わってはいますが今後経営トップになることが求められる中で、経営を体系的に学ぶ機会を探していた際に本塾を紹介いただき、入塾することを決めました。
弊社はこれまで、場当たり的な経営を続けており、ここ数年で数値的な計画に基づいた会社運営に取り組んできましたが、判断の拠り所となる経営的な知識が皆無であることを問題として捉えていました。技術経営を学び・実務の中で演習することで、自分のものとし、それに基づいて経営を行えればと思います。
また、これまで中長期計画は立てるものの、様々な問題(仕事量や設備トラブル・人員不足・原材料電力費高騰等)が発生する中で毎年結局どうやって今期を黒字で着地させるか、という状況になっているのが現状です。日々変化する状況の中でどのように中長期計画を策定し、実践していくかを学び、実際に中長期計画を策定したいと考えています。
未来を見据えた戦略的経営に取り組んで、売上・利益率を向上させ、会社が持続的に発展していく礎を築けるよう学んでいきたいと思います。

株式会社若野鋳造所

鋳造で100年、複雑形状の大物鋳鉄

悠久の技能と最新の鋳造解析技術の融合

弊社は、天保年間の鋳物師を祖とした明治10年創業の鋳鉄鋳物製造企業です。複雑形状の大物鋳鉄を得意とし、工作機械・半導体製造装置を初め、建設機械・船舶・測定機器・鉄道・公共事業など様々な分野へ継続的に鋳物を提供しています。他社に先駆けて鋳造解析を導入してノウハウを蓄積しており、鋳造課題の見える化・鋳造法案の最適化によって高品質・高難度の鋳物製造を実現しています。

株式会社若野鋳造所 取締役 若野 貴信
https://www.wakano-fdy.co.jp TEL:0766-24-2624

【11期生の抱負、塾への期待】

金子 優太  DSP株式会社 取締役
金子 優太

金子 優太 11期生

会社発展と自己成長に努める

DSP(株)に入社して11月で18年を迎えようとしております。19歳の社会人経験もない私は、入社して営業職として大手ケーブルテレビ商材の販売促進業務に従事しました。入社当時は、まだ社員数名の会社で、販売促進業務を行いながら新人教育、面接などを行い、事業規模の拡大に努めて来ました。
社員数が80名程になった頃より、現場指導から面接などの仕事を主として携わり、事業の規模拡大を行ってきました。現在、社員数は千名を超え、売上も昨年度末47億円まで成長はしました。
しかし私は、今まで経営に関する勉強を学んだ事がなく、勢いと感覚で現在に至っているのが現状です。
現状、売上に対して利益率が低い事が大きな課題です。西河技術経営塾で、一から技術経営を学ぶことにより成長戦略、組織戦略、企業ブランディング、財務管理などを学び、技術経営の観点から自社、自身の弱点と強みを理解して学び成長、発展できるように努めたいと考えています。

(株)DSP

「一人ひとりが光り輝く事業であること」

従業員が成長し続け、主人公になれるビジネスを軸に、事業展開しています。

会社紹介と事業コンセプト

当社は人材派遣事業を主軸に全国の営業、コールセンター、販売、介護業界において企業様の人材課題に対して自社社員1000名のプロフェッショナル人材の派遣をおこない、人材の課題解決をおこなっております。お客様のニーズにお応えするビジネスを常に追求し続けています。

DSP株式会社 取締役 金子 優太
https://www.dsp-net.co.jp TEL:03-6268-8309

ページの先頭へ戻る

西河技術経営塾 実践経営スクール

ページのトップへ戻る